【確定拠出年金】2026年8月末の運用成績報告——資産1,179万円で過去最高・前月比+44.5万円、配分変更後初めて2本そろって上昇

確定拠出年金
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こんにちは、れもん丸です。

毎月恒例の企業型確定拠出年金(DC)の運用報告をお届けします。2026年8月末の資産評価額は11,798,315円(評価損益 +2,663,901円)。前月比は+445,151円で、6月に付けた過去最高(11,364,005円)を約43万円上回り、最高値を更新しました。

6月に配分を変更し、7月にスイッチングが完了。そして8月は、「S&P500 70%/国内株式30%」の2本立てが、初めてまるまる1ヶ月フルに稼働した月です。しかも、米国株と日本株がそろって上がった月でもありました。配分変更の結果がどう出たのか、包み隠さず数字でお見せします。

📌 この記事でわかること

  • 2026年8月末のDC資産評価額は11,798,315円過去最高(評価損益+2,663,901円
  • 前月比+445,151円の中身——S&P500が+29.8万円、国内株式が+14.7万円
  • 各ファンドの基準価額の上昇率が、S&P500の月間騰落率・TOPIXの月間騰落率とほぼ一致した話
  • 「評価損益 +266万円」と「損益合計 +200万円」という2つの数字が違う理由(差額は約66.9万円)
  • 8月に日経平均+3.03%・S&P500+2.62%となった相場の振り返り

1. 現在積み立てているファンドについて

6月に配分を変更し、以下の2本構成で運用しています。

ファンド名商品コード連動する指数指図割合
iシェアーズ米国株式(S&P500)02261S&P50070%
三井住友DS・国内株式インデックス年金ファンド02013TOPIX(配当込み)30%

配分変更の経緯は別記事にまとめています。一言でいうと、「転職前に10年以上続けていた国内30/海外70という配分に戻した」という話です。

📎 詳しくはこちら:【実録】確定拠出年金の運用配分を変更した話——S&P500一本から「国内30/海外70」に戻した理由


2. 積立方法と買い付け方針

項目内容
積立金額毎月55,000円(全額事業主拠出)
買い付けタイミング毎月25日に自動拠出(25日が休日の場合は前営業日)
配分iシェアーズS&P500 70%(38,500円)/国内株式インデックス 30%(16,500円)
リバランス基本はしない方針(配分が大きくズレたときのみ検討)
今後の方針より低コストの全世界株式インデックス等がラインナップに追加されれば検討

3. 7月・8月の買い付け結果

⚠️ DCの買い付けは約定まで数営業日かかるため、月末時点のレポートには前月分の買い付けを載せるのが基本です。今回は7月分(前回レポートで未掲載)と、8月分(8/31に受渡が完了し間に合った)の2ヶ月分を掲載します。

7月分(拠出日:2026年7月24日)

項目内容
拠出日2026年7月24日
掛金額 合計(①+②)55,000円
①事業主掛金額55,000円
②加入者掛金額0円
ファンド名数量購入単価購入金額約定日受渡日
三井住友DS・国内株式インデックス年金ファンド5,551口29,724円16,500円2026/07/282026/07/29
iシェアーズ米国株式(S&P500)15,558口24,746円38,500円2026/07/292026/07/30

8月分(拠出日:2026年8月25日)

項目内容
拠出日2026年8月25日
掛金額 合計(①+②)55,000円
①事業主掛金額55,000円
②加入者掛金額0円
ファンド名数量購入単価購入金額約定日受渡日
三井住友DS・国内株式インデックス年金ファンド5,344口30,875円16,500円2026/08/272026/08/28
iシェアーズ米国株式(S&P500)15,349口25,082円38,500円2026/08/282026/08/31

購入単価の推移

ファンド6月購入7月購入8月購入
国内株式インデックス29,864円29,724円30,875円
iシェアーズS&P50024,551円24,746円25,082円

国内株式は7月にいったん下がったあと、8月は約3.9%高い単価での買い付けになりました。S&P500も3ヶ月連続で単価が上がっています。同じ55,000円で買える口数は減りましたが、相場が上がっているときに口数が減るのは積立投資の当たり前の姿です。淡々と続けるだけですね。


4. 2026年8月末の運用成績

8月末時点(基準日:2026/08/31)の成績です。今月は移行期間中の「買い付け中」のような特殊要素はなく、きれいに読める数字になっています。

サマリー

項目金額前月(7月末)増減
拠出金額累計9,134,414円9,079,414円+55,000円
資産評価額(合計)11,798,315円11,353,164円+445,151円
評価損益+2,663,901円+2,273,750円+390,151円

評価損益は拠出金額累計に対して+29.2%。前月比の+445,151円のうち、55,000円は今月の拠出分なので、相場の上昇による純増は+390,151円です。

拠出金額の内訳

項目金額
事業主掛金額累計660,000円
加入者掛金額累計0円
移換金・制度移換金額累計8,474,414円
合計9,134,414円

事業主掛金累計は660,000円 = 55,000円 × 12ヶ月分。現在の会社に移ってから、ちょうど1年分の拠出が積み上がったことになります。資産の大半(約847万円)は、前職の企業型DCから移換してきた分です。

各ファンドの状況

ファンド名口数(残高)基準価額資産評価額取得価額累計損益資産比率
三井住友DS・国内株式インデックス年金ファンド1,137,806口31,174円3,546,995円3,409,059円+137,936円30%
iシェアーズ米国株式(S&P500)3,284,500口25,122円8,251,320円6,394,095円+1,857,225円70%
合計11,798,315円9,803,154円+1,995,161円100%

資産比率は国内30.06%/S&P500 69.94%。目標の30/70にほぼぴったり収まっています。2本とも同じ方向に、しかも近い率で動いたので、配分がズレませんでした。


5. 「評価損益」と「損益 合計」の差額66.9万円は何か

サマリーの「評価損益 +2,663,901円」と、ファンド別の「損益 合計 +1,995,161円」。同じ月の同じ資産なのに、約66.9万円の差があります。これは前回のレポートでも触れましたが、毎月見るたびに「え?」となる人が多いので、あらためて整理します。

数字計算式意味
評価損益 +2,663,901円資産評価額 − 拠出金額累計(9,134,414円)自分が払い込んだお金に対して、いくら増えたか
損益 合計 +1,995,161円資産評価額 − 取得価額累計(9,803,154円)今持っている商品を買った値段に対して、いくら増えたか
取得価額累計 9,803,154円 − 拠出金額累計 9,134,414円 = 668,740円

この668,740円が、6〜7月のスイッチングで「確定した利益」です。S&P500を売って国内株式を買い直したとき、売却代金には含み益が乗っていました。その代金で国内株式を買ったので、国内株式の「取得価額」は、元の払込額ではなく利益込みの金額で記録されています。

見るべき数字は「評価損益 +2,663,901円」の方です。DCは60歳まで引き出せない代わりに、運用中の売買益に課税されません。スイッチングで利益を確定させても税金は取られていないので、668,740円はまるまる再投資に回っています。 数字が2つあるからといって、損をしたわけでも、得を過大に見ているわけでもありません。


6. 雑感:前月比+44.5万円の中身を分解する

2026年の資産評価額の推移

資産評価額前月比
2026年1月9,811,262円
2026年2月9,935,987円+124,725円
2026年3月9,464,215円−471,772円
2026年4月10,699,321円+1,235,106円
2026年5月11,328,982円+629,661円
2026年6月11,364,005円+35,023円
2026年7月11,353,164円−10,841円
2026年8月11,798,315円+445,151円

6月・7月と2ヶ月続いた横ばいを抜けて、8月は今年3番目に大きい上昇でした。年初(1月末)からは+1,987,053円、この間の拠出は7回分(385,000円)なので、相場による増加分は約160万円です。

ファンド別の寄与

前月比+445,151円を、2本のファンドに分解します。

ファンド7月末 評価額8月末 評価額増減うち8月拠出分相場による増減
iシェアーズS&P5007,953,514円8,251,320円+297,806円38,500円+259,306円
国内株式インデックス3,399,650円3,546,995円+147,345円16,500円+130,845円
合計11,353,164円11,798,315円+445,151円55,000円+390,151円

金額ではS&P500が約3分の2を稼いでいますが、これは保有比率が70%だからです。それぞれの「率」を見ると、少し違う景色になります。

基準価額の動きは、指数の動きとほぼ一致していた

ファンド7月末 基準価額8月末 基準価額騰落率参考:連動指数の8月騰落率
iシェアーズS&P50024,329円25,122円+3.26%S&P500 +2.62%(米ドル建て)
国内株式インデックス30,020円31,174円+3.84%TOPIX +3.82%

国内株式の基準価額は、TOPIXの月間騰落率とほぼ一致しています。インデックスファンドなので当然といえば当然なのですが、「買った商品が、買ったつもりの指数どおりに動いている」ことを毎月確認できるのは、精神衛生上とても大きいです。

S&P500の方は、指数の+2.62%より基準価額の上昇率(+3.26%)が高くなっています。これは8月に円安方向へ動いた分が円建ての基準価額に上乗せされたためです。米国株ファンドを持つということは、株式の値動きに加えて為替の値動きも一緒に引き受けるということ——今月はそれがプラスに働きましたが、円高の月には逆に効きます。

7月は「日経平均が−8%なのに、私のDCはほぼ横ばいだった」という月でした。理由は私が持っているのが日経平均ではなくTOPIX連動であること、そしてS&P500が横ばいだったこと。そして8月は、その2本がそろって+3%台配分を2本に分けた効果を「上がる月」で初めて体感した月になりました。


7. 2026年8月の経済状況の振り返り

8月の市場を一言で表すなら「日米ともに上昇、ただし利上げの影がちらつく」でした。

指数2026年8月の月間騰落率
日経平均株価+3.03%
TOPIX+3.82%
S&P500+2.62%
NYダウ+1.34%

月前半は、8月上旬に発表された7月の米雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比2.3万人の減少と予想外のマイナスになり、労働市場の減速が確認されました。ただ市場はこれを「利上げ観測の後退」と受け取り、金利低下を支えにハイテク株が上昇。S&P500は月中に最高値を更新しています。

月中旬は、中東情勢の緊張と米長期金利の上昇が重なり、リスク回避の売りが出る場面もありました。

月末の8月28日には、ジャクソンホール会合でウォーシュFRB議長が「2%のPCE物価目標はしっかりした目標」「インフレデータは有意なトレンド改善を示唆していない」と発言。市場では9月FOMCでの利上げ確率が50%を超えるところまで織り込みが進みました。同日には米労働統計局が雇用者数の年次基準改定を発表し、7万9千人の下方修正という予想外の結果も出ています。

日本株は、7月の−8%という大きな下落からの反発月でした。電線・非鉄などの素材セクターや情報・通信セクターが好調で、TOPIXは日経平均を上回る上昇率。日経平均は8月31日に66,311.93円で月を終えています(6月に付けた過去最高72,831円からはまだ距離があります)。

為替は円安方向に推移し、これが米国株ファンドの円建てリターンを押し上げました。

米国では「利下げ」ではなく「利上げ」の確率が語られている、というのが2026年夏の状況です。金利が上がれば株には逆風。9月のFOMCと、それに対する市場の反応は、来月の報告で振り返ることになると思います。


よくある質問(FAQ)

Q1. 「評価損益」が+266万円なのに、画面の「損益 合計」は+200万円。どっちが本当の儲けですか?

どちらも正しく、見ている基準が違うだけです。「評価損益」は自分が払い込んだ金額(拠出金額累計)に対する増減、「損益 合計」は今の商品を買った値段(取得価額累計)に対する増減です。差額の668,740円は、スイッチングで利益を確定させて再投資した分。自分の払込に対していくら増えたかを知りたいなら「評価損益」を見てください。詳しくは第5章で解説しています。

Q2. 配分を国内30/海外70にした効果は、もう出ていますか?

「効果が出た」と言うにはまだ早いです。8月は日米そろって上昇したので、どんな配分でも増えた月です。分散の本当の価値は、片方が下がって片方が支える月に分かります。7月(日経平均−8%、S&P500横ばい)はその小さな例でしたが、判断するには最低でも1〜2年は見る必要があると考えています。今月の記事で強調したいのは「効果」ではなく、「基準価額が指数どおりに動いていることを確認できた」という点です。

Q3. S&P500の基準価額(+3.26%)が指数(+2.62%)より上がっているのはなぜ?

為替(円安)の影響です。iシェアーズ米国株式(S&P500)は為替ヘッジなしなので、円建ての基準価額は「S&P500の値動き × ドル円の値動き」で決まります。8月は円安方向に動いたため、株の上昇分に為替差益が上乗せされました。逆に円高の月は、S&P500が上がっても基準価額が下がることがあります。

Q4. 8月に評価額が過去最高になりましたが、利益確定や配分変更は考えませんか?

考えません。 DCは60歳まで引き出せない長期運用の器で、私はまだ十数年あります。「最高値だから売る」を始めると、次に「いつ買い戻すか」を当て続けなければならず、それは私にはできません。6月に配分を決めたばかりでもあり、「自分が決めたルールを、相場を見て動かさない」ことを優先します。リバランスも、比率が大きくズレたとき(目安として±5%以上)だけ検討する方針です。


まとめ

2026年8月末の企業型DC運用成績を、数字で整理します。

項目内容
資産評価額11,798,315円(過去最高)
前月比+445,151円(うち拠出55,000円、相場+390,151円)
評価損益+2,663,901円(拠出累計に対して+29.2%)
資産比率国内30.06%/S&P500 69.94%(目標30/70をほぼ維持)
ファンド別騰落率S&P500 +3.26%、国内株式 +3.84%(いずれも基準価額ベース)
8月の市場日経平均+3.03%、TOPIX+3.82%、S&P500+2.62%。円安が米国株の円建てリターンを押し上げ
来月の注目点9月FOMC(利上げ確率50%超)、日本株の高値回復なるか

私のひとこと

6月・7月の横ばい2ヶ月間は、スイッチングの移行期間ということもあって「本当にこれで合ってるのか」と画面を眺める時間が長かったです。8月にそろって上がってくれて、正直ほっとしました。

でも、ほっとした気持ちのまま数字を見ると危ないので、自分に言い聞かせています。8月に増えたのは、私の判断が正しかったからではなく、相場が上がったからです。 私がやったのは、決めた配分で毎月55,000円を淡々と入れ続けたことだけ。それでいいし、それしかできません。

過去最高を更新したこの月に、あえて何もしない。「自分が決めたルールを、ブレずに続けること」——長期投資の要は、結局ここに戻ってきます。

それでは、また次の記事でお会いしましょう!


⚠️ 本記事は2026年8月31日基準日の運用管理機関の画面をもとに、筆者個人の企業型確定拠出年金の運用状況を記録したものです。記載した指数の騰落率は各運用会社・報道機関の公表値によるもので、将来の運用成果を示すものではありません。株式インデックスファンドには元本割れリスクがあり、過去のリターンが将来も続く保証はありません。本記事は投資助言ではなく、投資の最終判断はご自身の責任でお願いいたします。

参考になればうれしいです。またお会いしましょう!

れもん丸

40代サラリーマンとして、過去にリボ払い・住宅ローン・自動車ローンなどの失敗を経験し、家計が大きく圧迫された時期を経て、現在は節約と資産形成に取り組んでいます。

貯蓄がほぼゼロの状態から、固定費の見直しや投資(NISA・確定拠出年金)を活用し、家計改善と資産形成を継続中です。

本サイトでは、同じようにお金の失敗を経験した方に向けて、実体験に基づいた再現性のある節約・資産形成の方法を発信しています。

※当サイトの内容は個人の体験および一般情報の共有を目的としており、投資助言を目的としたものではありません。

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