こんにちは、れもん丸です。
2026年7月末のDC資産評価額は11,353,164円(先月比−10,841円)。ほぼ横ばいで着地しました。
……と書くと平凡な月に見えますが、7月は日経平均が月間−8.33%と世界の主要市場で最大の下げ幅を記録した荒れ月でした。それでも資産が約1万円のマイナスで済んだのには、明確な理由があります。
そして先月からのスイッチングも今月無事に完了。円グラフもきれいに「S&P500 70%/国内株式 30%」に揃いました。さっそく見ていきましょう。
📌 この記事でわかること
- 2026年7月末のDC資産評価額=11,353,164円(先月比−10,841円)
- スイッチング完了でS&P500 70%/国内株式30%の新配分に整った
- 日経平均が−8.33%の月に、なぜ資産はほぼ横ばいで済んだのか
- 保有しているのは日経平均ではなくTOPIX連動——指数の違いが効いた
- 「評価損益」と「損益 合計」で約67万円の差が出る理由
目次
- 現在積み立てているファンドについて
- 積立方法と買い付け方針
- 2026年7月の買い付け結果(前月分)
- 2026年7月末の運用成績
- 「評価損益」と「損益 合計」で数字が違うのはなぜ?
- 雑感:日経平均−8%の月に、なぜ横ばいで済んだのか
- 2026年7月の経済状況の振り返り
- おわりに
- FAQ / よくある質問
- 関連記事
1. 現在積み立てているファンドについて
先月のスイッチングが完了し、以下の2本構成に落ち着きました。
| ファンド名 | 商品コード | 連動指数 | 指図割合 |
|---|---|---|---|
| iシェアーズ米国株式(S&P500) | 02261 | S&P500 | 70% |
| 三井住友DS・国内株式インデックス年金ファンド | 02013 | TOPIX(配当込み) | 30% |
ちなみに国内株式のほうはTOPIX(東証株価指数、配当込み)に連動するインデックスファンドです。この「TOPIX連動である」という点が、今月の成績を読み解くうえで実は大きなポイントになります。詳しくは後ほど。
配分変更の経緯や詳しい理由は別記事にまとめています。
2. 積立方法と買い付け方針
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 積立金額 | 毎月55,000円(全額事業主拠出) |
| 買い付けタイミング | 毎月25日に自動拠出 |
| 配分 | iシェアーズS&P500 70% / 国内株式インデックス 30% |
| リバランス | 基本はしない方針(配分が大きくズレたときのみ検討) |
| 今後の方針 | より低コストの全世界株式インデックス等が出れば検討 |
3. 2026年7月の買い付け結果(前月分)
⚠️ 注意:DCの買い付けは約定まで数営業日かかるため、月末・月初のレポート作成に間に合わない場合があります。そのため、このレポートでは前月(6月)の買い付け結果を掲載しています。今後も同様の運用となります。
6月の買い付け内容は以下のとおりです。今回が配分変更後、初めて新配分(国内30%/S&P500 70%)で実行された買い付けになります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 拠出日 | 2026年6月25日 |
| 掛金額 合計(①+②) | 55,000円 |
| ①事業主掛金額 | 55,000円 |
| ②加入者掛金額 | 0円 |
| ファンド名 | 数量 | 購入単価 | 購入金額 | 状況 | 約定日 | 受渡日 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 三井住友DS・国内株式インデックス年金ファンド | 5,525口 | 29,864円 | 16,500円 | 約定済 | 2026/06/29 | 2026/06/30 |
| iシェアーズ米国株式(S&P500) | 15,681口 | 24,551円 | 38,500円 | 約定済 | 2026/06/30 | 2026/07/01 |
55,000円が「国内16,500円(30%)+S&P500 38,500円(70%)」にきっちり分かれています。指定した配分どおりに自動で振り分けてくれるので、こちらは何もする必要がありません。ここがDCの気楽なところですね。

4. 2026年7月末の運用成績
7月末時点(基準日:2026/07/31)の成績はこちらです。
サマリー
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 拠出金額累計 | 9,079,414円 |
| 資産評価額(合計) | 11,353,164円 |
| 評価損益 | +2,273,750円 |
拠出金額の内訳
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 事業主掛金額累計 | 605,000円 |
| 移換金・制度移換金累計 | 8,474,414円 |
| 加入者掛金累計 | 0円 |
各ファンドの状況
| ファンド名 | 口数(残高) | 基準価額 | 資産評価額 | 取得価額累計 | 損益 | 資産比率 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| iシェアーズ米国株式(S&P500) | 3,269,150口 | 24,329円 | 7,953,514円 | 6,355,595円 | +1,597,919円 | 70% |
| 三井住友DS・国内株式インデックス年金ファンド | 1,132,462口 | 30,020円 | 3,399,650円 | 3,392,559円 | +7,091円 | 30% |
| 合計 | — | — | 11,353,164円 | 9,748,154円 | +1,605,010円 | 100% |
先月は「買い付け中」で宙に浮いていた金額がありましたが、今月は各ファンドの評価額を足すと合計とぴったり一致します。円グラフも70%/30%できれいに分かれており、意図した配分どおりに整いました。
5. 「評価損益」と「損益 合計」で数字が違うのはなぜ?
画面上部の評価損益は +2,273,750円、ファンド明細の損益 合計は +1,605,010円と、2つの違う数字が出てきます。約67万円の差がありますが、どちらも間違いではありません。計算のベースが違うだけです。
| 数字 | 計算のベース | 意味 |
|---|---|---|
| 評価損益 +2,273,750円 | 資産評価額 − 拠出金額累計(9,079,414円) | 自分が実際に払い込んだお金に対して、いくら増えたか |
| 損益 合計 +1,605,010円 | 資産評価額 − 取得価額累計(9,748,154円) | 今持っている商品を買った値段に対して、いくら増えたか |
スイッチングでS&P500を売って国内株式を買い直した際、その時点の(値上がりした)価格で買い直したことになるため、取得価額累計が押し上げられています。実際に損をしたわけではなく、あくまで表示上の見え方の違いです。長期の実績を確認したいときは「拠出金額累計ベースの評価損益」のほうが実感に近いですね。


6. 雑感:日経平均−8%の月に、なぜ横ばいで済んだのか
2026年の資産評価額の推移
今年に入ってからの推移をまとめました。
| 月 | 資産評価額 | 前月比 |
|---|---|---|
| 2026年1月 | 9,811,262円 | — |
| 2026年2月 | 9,935,987円 | +124,725円 |
| 2026年3月 | 9,464,215円 | −471,772円 |
| 2026年4月 | 10,699,321円 | +1,235,106円 |
| 2026年5月 | 11,328,982円 | +629,661円 |
| 2026年6月 | 11,364,005円 | +35,023円 |
| 2026年7月 | 11,353,164円 | −10,841円 |


今月は−10,841円とわずかにマイナス。ほぼ横ばいでした。
……と書くと平凡な月に見えますが、実は7月は日本株にとって相当荒れた月でした。日経平均の月間騰落率はマイナス8.33%と、世界の主要市場の中で最も大きい下げ幅だったのです。参考までに同じ期間の月間騰落率を並べると、ナスダック100が−5.11%、上海総合が−7.48%、S&P500が−0.30%、ダウが+0.09%、ドイツDAXが+2.28%、英国FTSE100が+4.00%。日本・中国・ナスダックだけが大きく下げ、欧州はむしろ上げていました。
その中で、資産全体が約1万円のマイナスで済んだのはなぜか。理由は2つあります。
① S&P500は月間−0.30%とほぼ横ばいだった
資産の70%を占めるS&P500が持ちこたえてくれました。基準価額も24,551円→24,329円と、ほぼ動いていません。
② 私が持っているのは「日経平均」ではなく「TOPIX」だった
ここが今月いちばん面白かったところです。国内株式インデックスの基準価額は29,864円(6/29購入時)→30,020円(7/31)と、むしろ微増でした。日経平均が8%以上下げた月に、です。
なぜこんなことが起きるのか。日経平均とTOPIXでは指数の作り方がまったく違うからです。
| 指数 | 計算方法 | 影響を受けやすい銘柄 |
|---|---|---|
| 日経平均 | 株価の単純平均に近い方式 | 値がさ株(AI・半導体関連が多い) |
| TOPIX | 時価総額加重 | 銀行・商社・エネルギーなど幅広いセクター |
7月の下落の主因はAI・半導体関連の売りでした。日経平均は値がさのハイテク株の影響をもろに受けますが、TOPIXは銀行や資源関連など幅広い業種を反映します。しかも日銀の利上げで金利が上昇する局面では銀行株が買われやすいため、TOPIXは日経平均ほど下がらなかったというわけです。
「日本株が下がった」というニュースを見ても、自分が持っている商品がどの指数に連動しているかで、受ける影響はまったく違う。今月はそれを実感する月になりました。
7. 2026年7月の経済状況の振り返り
7月の市場を一言で表すなら「AI相場への疑問符と、月末の急反発」でした。
前述のとおり、7月は日本株が月間−8.33%と世界の主要市場で最大の下げ幅を記録しました。主因はAI関連・半導体関連の売りです。日経平均は6月25日の高値72,366円をつけた後に調整に入り、7月17日にはAI・半導体株の急落を受けて高値から11.4%安の64,141円まで下落。さらに7月29日には930.73円安の61,434.19円で引け、終値が62,000円を割り込むのは5月下旬以来約2か月ぶりとなりました。世界的にAI投資の持続性へ疑問符がついた局面で、その影響を最も強く受けたのが日本市場だったということになります。
ところが月末に急反転します。7月31日の日経平均は前日比2,494円59銭(4.03%)高の64,362円02銭と大幅続伸。前夜の米半導体株の急騰(SOX指数が8%超の上昇)が波及したもので、その起点はマイクロソフトの決算でした。TOPIXも50.80ポイント(1.29%)高の4,003.30と反発しています。ただし同日の値上がり銘柄は612、値下がりは922と、上げたのは指数であって市場全体ではありませんでした。
米国に目を向けると、企業業績自体は好調でした。S&P500企業の約85.2%が利益予想を上回り、過去平均の68%を大きく超えています。一方で株価は上値が重く、月末にはFRBの決定と長期債利回りの上昇、AI関連株の弱含みを受けてS&P500の11セクター中8セクターが下落する場面もありました。3月末以降にS&P500が14.6%上昇したのに対し予想EPSの上昇は10.8%にとどまっており、株価の上昇ペースが業績の伸びを上回っていたことも、上値の重さにつながったとみられます。
国内の金融環境も動いています。日銀は6月に政策金利を0.75%から1.00%へ引き上げ、1995年以来の高水準に到達しました。7月31日の金融政策決定会合では1.00%での据え置きがコンセンサスでしたが、この日は介入観測と日銀会合が重なり、株式・為替・長期金利の3つがそろって大きく動く異例の一日となりました。為替は7月23日に一時163.24円前後と1986年12月以来約39年7か月ぶりの円安水準をつけた一方、月間では1.36%の円高。円安トレンドの勢いが7月に入って明確に鈍る展開でした。
8. おわりに
日経平均が月間−8%超という、なかなかの荒れ月でした。ニュースを見ながら「国内株を30%に戻したタイミング、ちょっとマズかったか?」と一瞬よぎったのは正直に白状します(笑)
でもフタを開けてみれば、資産全体では約1万円のマイナス。しかも国内株式部分は微増で終わっていました。日経平均とTOPIXの違いをここまで実感したのは初めてかもしれません。ニュースの見出しと、自分の資産に起きていることは、必ずしも同じではない。これは今月いちばんの学びでした。
そして月末には4%の急反発。1ヶ月の中でこれだけ上下しても、月次の資産額で見ればほぼ横ばいなんですよね。日々の値動きを追いかけていたら、たぶん何度も心が揺れていたと思います。月に1回だけ確認するくらいがちょうどいい。この報告記事を書き続けている理由の一つでもあります。
やることは変わりません。毎月25日に、自動で、淡々と。 引き続きこのペースでいきます。
今回は2026年7月末時点の確定拠出年金の運用報告でした。同じように資産形成を頑張っている方の参考になればうれしいです。次回もお楽しみに!
※当記事の内容は個人の体験および一般情報の共有を目的としており、投資助言を目的としたものではありません。投資はご自身の判断と責任のもとで行ってください。
FAQ / よくある質問
Q. 日経平均が8%下がったのに、なぜ国内株式部分は微増だったのですか?
保有しているのが日経平均ではなくTOPIX連動のファンドだからです。日経平均は株価の単純平均に近い方式で値がさのAI・半導体株の影響を強く受けますが、TOPIXは時価総額加重で銀行・商社・エネルギーなど幅広い業種を反映します。7月の下落主因がAI関連の売りだったため、TOPIXは下げ幅が限定的でした。
Q. 「評価損益」と「損益 合計」はどちらを見ればいいですか?
長期の実績を確認したいなら「評価損益(拠出金額累計ベース)」のほうが実感に近いです。「損益 合計」は取得価額累計ベースで、スイッチングで買い直すと取得価額が上がるため数字が小さく見えます。どちらも正しく、計算のベースが違うだけです。
Q. 買い付け結果が前月分なのはなぜですか?
DCの買い付けは約定まで数営業日かかるため、月末・月初のレポート作成時点では当月分が確定していないことがあるためです。そのため本レポートでは前月の買い付け結果を掲載しています。
Q. DCでリバランスはしないのですか?
基本はしない方針です。配分が大きくズレたときのみ検討します。毎月の拠出が指定した配分どおりに自動で振り分けられるため、通常はそれで十分バランスが保たれます。



コメント