こんにちは、れもん丸です。
固定費を抑える15の方法、第8回は「通信費の最適化」です。
実家の流れでなんとなく大手キャリアを使い続けている——という方は、ここが最大の見直しポイントになります。通信費は家賃の次に大きな固定費であり、しかも一度手続きするだけで、その後は毎月自動的に効いてくるタイプの節約です。
見直す対象は2つあります。
| 見直し対象 | 方向性 |
|---|---|
| スマホ回線 | 格安プラン・格安SIMへ乗り換え |
| 固定回線(光回線) | リモート勤務・オンラインゲームをしないなら、テザリングで代替を検討 |
📌 この記事でわかること
- 大手キャリアと格安プランの差は月3,000〜5,000円・年3.6〜6万円
- 光回線を解約してテザリング一本化すれば年間約10万円の削減も可能
- 光回線を残しても、スマホだけの見直しで年5万円以上
- テザリング一本化の前に確認すべき3つの条件(無制限プラン・スマート家電・電波品質)
- 光回線の乗り換えは工事費・事務手数料で3年トータルでは高くつくことも
目次
- ① スマホ回線を見直す
- ② 光回線を見直す——テザリングで代替できるか
- 節約シミュレーション
- テザリング一本化する前に確認すべき3つのこと
- 光回線を残した方がいい人
- 光回線を残す場合の節約策
- まとめ:通信費は「一度の手続き」で毎月効く
- FAQ / よくある質問
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1. ① スマホ回線を見直す
大手キャリアと格安プランの差
| プラン種別 | 代表サービス | 月額の目安 |
|---|---|---|
| 大手3キャリア(無制限) | docomo・au・SoftBank | 7,000〜8,000円 |
| 大手直営の格安プラン | ahamo・povo・LINEMO | 2,000〜3,000円 |
| 楽天モバイル | Rakuten最強プラン | 最大3,278円(無制限) |
| 格安SIM(MVNO) | 日本通信・IIJmioなど | 290〜1,500円 |
乗り換えるだけで月3,000〜5,000円、年間3.6〜6万円の差が生まれます。生活の質は何も変わりません。
選び方の基準
| タイプ | おすすめ |
|---|---|
| Wi-Fi中心・通信量が少ない | 日本通信SIMなど(月290円〜) |
| 通信品質を維持したい | ahamo・LINEMO・povo(大手回線を使用) |
| 動画・テザリングを多用 | 楽天モバイル(無制限) |
格安SIM(MVNO)は昼休みや夕方など混雑時間帯に速度が落ちることがあります。それが気になる方は、大手キャリア直営のオンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMO)を選ぶと、通信品質を保ちながらコストを下げられます。
2. ② 光回線を見直す——テザリングで代替できるか
意外と見落とされがちなのが、固定回線です。
光回線の料金相場
2026年3月時点の相場は、戸建てが月額5,200〜6,300円、マンションが3,800〜4,800円とされています。
もし請求が戸建てで7,000円以上、マンションで5,500円以上になっているなら、払い過ぎの可能性があります。
テザリング一本化という選択肢
スマホのテザリング機能を使えば、PCもタブレットもネットにつなげます。
動画視聴やネットサーフィンが中心なら、光回線を解約してスマホ回線一本に集約することで、固定費を大きく削減できます。
たとえば楽天モバイルの無制限プラン(月3,278円)1本にまとめれば、スマホ代と自宅のネット代がこの金額だけで完結します。
3. 節約シミュレーション
ケース①:大手キャリア+光回線 → 楽天モバイル一本化
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 |
|---|---|---|
| スマホ回線 | 7,500円 | 3,278円(無制限) |
| 光回線(マンション) | 4,500円 | 0円(解約) |
| 月額合計 | 12,000円 | 3,278円 |
| 月の節約額 | — | 8,722円 |
| 年間の節約額 | — | 約104,664円 |
年間約10万円。 10年なら100万円を超えます。
ケース②:光回線は残しつつ、スマホだけ格安プランへ
| 項目 | 見直し前 | 見直し後 |
|---|---|---|
| スマホ回線 | 7,500円 | 2,970円(ahamo) |
| 光回線 | 4,500円 | 4,500円 |
| 月額合計 | 12,000円 | 7,470円 |
| 年間の節約額 | — | 約54,360円 |
固定回線を残す場合でも、年間5万円以上の削減が可能です。
4. テザリング一本化する前に確認すべき3つのこと
「光回線を解約してスマホだけにする」は効果が大きい反面、失敗すると生活に支障が出ます。以下は必ず確認してください。
① 通信量に制限のないプランを選ぶ
これが最重要です。テザリングでPCを使うと、データ消費は一気に増えます。
| 用途 | データ消費の目安(1時間) |
|---|---|
| Web閲覧・メール | 数十MB〜 |
| 動画視聴(標準画質) | 約1GB |
| 動画視聴(高画質・4K) | 3〜7GB |
| Web会議 | 約0.5〜1GB |
月30GBのプランでは、動画を毎日2時間見ただけで足りなくなる可能性があります。テザリングを主回線にするなら、データ無制限のプラン(楽天モバイルなど)が前提です。
また、プランによっては「データ通信は無制限でもテザリングには上限がある」ケースもあるため、契約前にテザリング時の上限の有無を必ず確認してください。
② スマート家電があると固定回線を手放しづらい
以下がある家庭は要注意です。
| 常時接続が前提の機器 |
|---|
| スマートスピーカー・スマートリモコン |
| ネットワークカメラ・見守りカメラ |
| ロボット掃除機(Wi-Fi連携型) |
| スマートロック・スマート照明 |
| ネット接続型のテレビ・ゲーム機 |
これらは常時接続のWi-Fi環境を前提に動きます。スマホのテザリングは外出時にオフになるため、留守中に家電がオフラインになってしまいます。スマート家電を活用している家庭は、光回線を残す方が現実的です。
③ 地域によって電波品質に差がある
同じキャリアでも、住んでいる場所によって速度や安定性は大きく変わります。特に以下の環境では注意が必要です。
| 注意が必要な環境 |
|---|
| 地下・鉄筋コンクリートの建物内 |
| 山間部・郊外 |
| 高層階(電波が届きにくい場合がある) |
乗り換え前に、その地域での評判を確認しておくと安心です。 SNSや口コミサイトで「(地域名)+(キャリア名)+ 電波」といった検索をしてみてください。可能であれば、お試し期間のあるサービスで実際の速度を確認するのが確実です。
5. 光回線を残した方がいい人
| 状況 | 理由 |
|---|---|
| リモート勤務・Web会議が多い | 安定性と遅延の少なさが必要 |
| オンラインゲームをする | 遅延(ping値)が勝敗に直結する |
| 家族が複数人で同時に使う | 同時接続の負荷が大きい |
| 大容量のデータをやり取りする | アップロード速度が重要 |
| スマート家電を使っている | 常時接続が必要 |
6. 光回線を残す場合の節約策
解約しない場合でも、負担を下げる方法があります。
① 不要なオプションを解約する
契約時に付けたまま忘れている「ひかり電話」「セキュリティサービス」「訪問サポート」などがないか確認しましょう。月額料金の内訳は「回線+プロバイダ基本料」「機器レンタル料」「オプション料」で構成されています。
② スマホとのセット割を活用する
同じ系列のスマホと光回線をセットにすると割引が適用されるケースがあります。ただし、セット割のために高いスマホプランを維持するのは本末転倒です。総額で比較してください。
③ 乗り換えを検討する
不要オプションの解約・セット割の活用・乗り換えといった方法で、月1,000〜3,000円の削減が可能とされています。
ただし乗り換えには注意点もあります。戸建て向け光回線の工事費は15,000〜25,000円程度かかり、契約事務手数料が3,000〜4,000円加わるサービスもあります。月額が500円安くても、工事費・事務手数料・解約リスクを合わせると3年間で見たときに高くつくケースが少なくありません。
また、比較サイトでよく見る「実質月額」はキャッシュバックを確実に受け取れた場合の計算です。受け取り手続きを忘れれば、元の月額に戻るだけなので注意してください。
7. まとめ:通信費は「一度の手続き」で毎月効く
| 見直し対象 | 方向性 | 年間効果の目安 |
|---|---|---|
| スマホ回線 | 大手 → 格安プラン・格安SIM | 3.6〜6万円 |
| 光回線(不要な場合) | 解約してテザリングに集約 | 4.5〜7万円 |
| 光回線(必要な場合) | オプション整理・乗り換え | 1.2〜3.6万円 |
| 両方見直した場合 | 最大10万円超 |
通信費の見直しは、手続きの手間に対するリターンが極めて大きい固定費削減です。しかも一度やってしまえば、その効果は何年も続きます。
まずは今月の請求額を確認してみてください。スマホと光回線を合わせて1万円を超えているなら、見直す余地は十分にあります。
※本記事の料金・相場は2026年5〜7月時点で確認した情報です。各サービスの最新の料金・提供条件は公式サイトでご確認ください。テザリングの可否・上限はプランによって異なります。
FAQ / よくある質問
Q. 格安SIMにすると通信品質は落ちますか?
格安SIM(MVNO)は昼休みや夕方など混雑時間帯に速度が落ちることがあります。品質を維持したい方は、大手キャリア直営のオンライン専用プラン(ahamo・povo・LINEMO)がおすすめです。大手回線をそのまま使うため品質を保ちつつ、月2,000〜3,000円台に抑えられます。
Q. 光回線を解約してテザリングだけで生活できますか?
動画視聴やネットサーフィンが中心なら可能です。ただし条件があります。データ無制限(かつテザリングにも上限がない)プランであること、スマート家電を使っていないこと、住んでいる地域の電波品質が良好なこと。リモート勤務やオンラインゲームをする方は光回線を残すほうが安全です。
Q. テザリングにどれくらいデータを使いますか?
用途によりますが、動画視聴は標準画質で1時間約1GB、高画質・4Kなら3〜7GBです。月30GBのプランだと、動画を毎日2時間見るだけで足りなくなる計算になります。主回線として使うならデータ無制限プランが前提です。
Q. 光回線を乗り換えれば必ず安くなりますか?
必ずしもそうとは限りません。戸建てなら工事費が15,000〜25,000円、契約事務手数料が3,000〜4,000円かかることがあり、月額が500円安い程度では3年トータルで高くつくこともあります。またキャッシュバック前提の「実質月額」は、受け取り手続きを忘れると意味がなくなる点にも注意してください。


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