実質改悪? クレジットカード積立のポイント付与条件の改正

生活

SBI証券&三井住友カードはクレジットカード積立の上限を10万円に引き上げになりました。
ポイント付与条件が決定され、2024年3月23日から設定可能です。
キャンペーン期間中は従来のポイント率ですが、キャンペーン終了後はプラチナプリファードは最大3%に変更されます。

実質改悪?クレジットカード積立のポイント付与条件の改正

クレジットカード積立の上限が10万円になります。その上でSBI証券&三井住友カードのポイント付与の条件は検討中というプレスリリースが出ていましたが、これが決まりましたというプレスリリースが発表されました。

クレカ積立上限額10万円への引き上げに伴うポイント付与率および設定可能日のお知らせ~「三井住友カード つみたて投資」クレカ積立上限額10万円引き上げ記念キャンペーン!を開催~

設定は 2024年3月23日から可能になるとのことで、2024年5月買付分から10万円の積立が可能になります。

気になるポイント付与率ですが、まずはキャンペーンということで2024年10月積立分までは今までのポイント付与率になるようです。

カード種類ポイント付与率最大
ポイント付与数
三井住友カード プラチナプリファード
Olive フレキシブルペイプラチナプリファード
5.0%30,000 ポイント
三井住友カード ゴールド (NL)
Olive フレキシブルペイゴールド
1.0%6,000 ポイント
三井住友カード (NL)
Olive フレキシブルペイ
0.5%3,000 ポイント

改めて言いますが、この表は2024年10月までです。

2024年11月以降のポイント付与は以下のようになります。

カード種類年間
カード利用額
ポイント付与率年間最大
ポイント付与数
三井住友カード プラチナプリファード
(Olive プラチナプリファード)
500万円以上3.0%36,000 ポイント
300万円以上2.0%24,000 ポイント
300万円未満1.0%12,000 ポイント
三井住友カード ゴールド (NL)
(Olive フレキシブルペイゴールド)
100万円以上1.0%12,000 ポイント
10万円以上0.75%9,000 ポイント
10万円未満0.0%0 ポイント
三井住友カード (NL)
(Olive フレキシブルペイ)
10万円以上0.5%6,000 ポイント
10万円未満0.0%0 ポイント

前年度のカード利用額がポイント付与率判定に使われることになりました。
また、プラチナプリファードは5%から最大で3%に変更されました。一番インパクトが大きいのがプラチナプリファードですね。

なお、2024年11月からのポイント付与率がこの表になると言う事ですが、今年度はカードを作成したタイミングで前年度の利用額判定が変わるようです。

前年度分の、という所がポイントでカード加入タイミングで前年度が存在しない人も存在します。
「カード入会初年度は、カード加入日の11ヵ月後の月の10日の積立設定締切日まで、「三井住友カードつみたて投資」のポイント付与率が1.00%になります。」
という注意書きがあります。

ですので初年度の人は一旦は次の付与率になります。
初年度の人とは「2023年10月1日以降に契約した人」を指します。それ以前に契約している人は前年度「2022年10月1日~2023年9月末」の利用額に応じたポイントが上の表のとおりに付与されます。

カード種類ポイント付与率
三井住友カード プラチナプリファード
Olive フレキシブルペイプラチナプリファード
1.0%
三井住友カード ゴールド (NL)
Olive フレキシブルペイゴールド
1.0%
三井住友カード (NL)
Olive フレキシブルペイ
0.5%

ゴールドの人は通常の買い物で100万円を使用することで追加の還元(10,000 ポイント)がありますのでここを狙う人は多いと思いますのでインパクトは小さいと思います。

一方、プラチナプリファードについては通常の買い物で100万円単位で400万円までは追加の還元 (100万円使用あたり 10,000 ポイント)がありますが、それを超えると追加還元はありません。
ですが、クレカ積立の3.0%ポイント付与は500万円使用が条件となります。
ここが揃ってないことと単純に年間利用額の条件がきつすぎる状態になりました。

さすがにもともとの5%付与がオトクすぎたので改悪はあると考えられていた人は多いと思いますが、大幅な改悪ですね。ゴールドかノーマルに切り替える人が増えそうです。

自分はゴールドを所持しているのですが、100万円ちょうどを目指して利用する。が目標になりそうです。
(なぜなら「リクルートカードプラス」というクレジットカードを持っており、こちらは還元率が2.0% なので、三井住友カードの優先度が上がらないのです)

クレジットカードに限らず、〇〇ペイなども含めてこういった改定(だいたいの場合は改悪)が都度起きますのでウォッチが必要ですね。

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