2024年中に、iDeCoの加入年齢が引き上げられ70歳未満まで。に改正される動きが報道されました。
これが成立すると現状から見て5年の延長となり、企業型確定拠出年金と同様の期間積立ができるようになります。
本記事ではiDeCoの改正について解説します。
iDeCoが70歳まで加入できるようになるかも
日経新聞のより「iDeCo、70歳未満に 掛け金拠出5年延長」という記事が出ていました。
—- 引用 —-
厚生労働省はiDeCo(イデコ、個人型確定拠出年金、総合・経済面きょうのことば)に掛け金を出せる期間を現状の65歳未満から70歳未満に上げる。65~69歳で働く人は2023年に52%に達した。働きながら積み立てれば、将来の年金が増えやすくなる。掛け金の上限額と受給開始年齢の上限引き上げも検討する。
—- 引用 —-
65歳以上で働く人は50%を超えていることから拠出できる期間の延長、上限額と受給開始年齢の引き上げも検討するとの事です。
「2024年12月から企業型確定拠出年金と iDeCo の併用がやりやすくなります」でも触れていますが、老後2,000万問題が話題になったのがきっかけなのか分かりませんが、政府としては私的年金で老後資金を賄うことができるように企業型確定拠出年金およびiDeCoの改正が何度か行われています。
NISA も神改正され、1,800円までの積立が可能になり運用益は非課税となりました。
今回の改正もこの一環でしょう。
自分自身が65歳以上でも働いているのかまだわかりませんが(なるべくならリタイアはしていたいですね)そうなった場合でも仕組みがあるということは安心につながりますので良いことですね。
また、DCもiDeCoも税制メリットが大きいこともメリットです。
DCとiDeCoは資金が拘束されてしまうという点をデメリットとしてとらえる方はNISAメインで検討するのがいいのだと思います。
自分みたいに手元にあると使ってしまう人は先入れ貯金的にDCやiDeCoに拠出することで安全になりますし税制メリットも受けられます。受取り時の税金については考えなければなりませんが…
いずれにせよ、様々な仕組みが整えられてきており、老後不安を十分に軽減できるようになってきていますので、皆さん正しく検討し活用していきましょう。
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