月額わずか290円から使えると聞いて「安すぎて怪しい…」と思った方も多いのではないでしょうか。
今回は格安SIM業界で長年の実績を持つ日本通信SIMについて、最新のプラン情報からメリット・デメリットまで、まるっと解説します。
📌 この記事でわかること
- 日本通信SIMが「業界最安水準」と言われる根拠(月290円〜の仕組み)
- 合理的シンプル290・みんなのプラン・50GB・ネットだけプランの全プラン比較表
- 通話料が大手の半額(30秒11円)でVoLTE対応という他社にない強み
- 昼の速度低下・ドコモ回線限定・実店舗なしなどデメリット5つを正直解説
- povo2.0との併用でiPhoneでも使えるデュアルSIM運用術
- 日本通信SIMに向いている人・向いていない人の判断基準
目次
- 日本通信SIMとは?「ネオキャリア」への進化も注目
- 全プラン比較表
- 日本通信SIMの5つのメリット
- 日本通信SIMの5つのデメリット・注意点
- こんな人におすすめ・向いていない人
- よくある質問(FAQ)
- 我が家の使用状況
- まとめ
1. 日本通信SIMとは?「ネオキャリア」への進化も注目
日本通信は格安SIM業界では老舗の存在で、2008年頃からドコモ回線を使ったMVNOサービスを展開しています。
※ 日本通信SIM Webサイトはこちら
注目すべきは2026年5月に「ネオキャリア」への進化を目指している点です。従来MVNOはMNOから音声通話網や電話番号の管理を借りていましたが、ネオキャリア化によって音声通話・SMS・データ通信のすべてを自社ネットワークで管理・運用できるようになります。2025年6月には総務省から正式に携帯電話番号の割り当ても受けました。
現時点では一般ユーザーへの直接的なメリットはまだ見えづらい部分もありますが、将来的には海外ローミングの提供・マルチキャリア対応・さらなる低価格化などが期待できます。
2. 全プラン比較表
| プラン名 | 月額 | データ容量 | 通話オプション |
|---|---|---|---|
| 合理的シンプル290 | 290円〜 | 1GB(超過+220円/GB) | 別途選択(390円〜) |
| 合理的みんなのプラン | 1,390円 | 20GB | 込み(5分かけ放題 or 70分無料) |
| 合理的50GBプラン | 2,178円 | 50GB | 込み(5分かけ放題 or 70分無料) |
| ネットだけプラン | 1,200円(1GB以下は119円) | 20GB | 不可(データ専用) |
通話基本料:30秒あたり11円(大手キャリアの半額)
合理的シンプル290プラン(主力プラン)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 月額料金 | 290円 |
| データ容量 | 1GB(超過分は1GBあたり220円で上限まで追加可能) |
| 音声通話 | 可(30秒あたり11円) |
データ追加時の月額合計
| 使用量 | 月額合計 |
|---|---|
| 1GBまで | 290円 |
| 2GB | 510円 |
| 3GB | 730円 |
通話定額オプション
| オプション | 月額 |
|---|---|
| 5分かけ放題 | 390円 |
| 月70分間無料 | 390円 |
| 完全かけ放題 | 1,600円 |
5分かけ放題オプションを追加しても月額680円。このコストパフォーマンスは他社の追随を許しません。
合理的みんなのプラン
| 月額 | データ容量 | 通話オプション |
|---|---|---|
| 1,390円 | 20GB | 5分かけ放題 or 月70分無料を価格据え置きで付帯 |
通話オプション込みで1,390円は、同水準のプランの中で国内最高水準のコスパです。
合理的50GBプラン
| 月額 | データ容量 | 通話オプション |
|---|---|---|
| 2,178円 | 50GB | 5分かけ放題 or 月70分無料を価格据え置きで付帯 |
大容量を使いながら通話オプションも欲しい方向けの最上位プランです。
ネットだけプラン(2025年4月〜)
データ通信専用のプランです。音声通話は使えません。
| データ容量 | 月額 |
|---|---|
| 1GB以下の月 | 119円 |
| 20GB | 1,200円 |
| 40GB・60GB | 別途選択可 |
タブレットやサブ端末など通話を使わない端末に最適です。
⚠️ ネットだけプランの注意点
– LINE通話は使えますが音声通話は不可
– 契約は日本通信SIMアプリ経由のみ
– マイナンバーカードと対応スマホが契約に必須
– 音声通話対応の合理的プランとの差額はわずか190円のため、音声通話の必要性も踏まえて検討を
3. 日本通信SIMの5つのメリット
① 業界最安水準の料金
月290円〜という料金は他の主要格安SIM会社と比べても圧倒的な安さです。データ通信をあまり使わない方・サブ回線として使いたい方には最強のプランと言えます。
② 通話品質が高い(VoLTE / VoLTE HD+対応)
多くの格安SIM会社では「プレフィックス通話」という仕組みを使います。電話をかける際に特定の番号を頭につけ別の音声ネットワークを経由するため、音質が落ちることがあるのが難点です。
日本通信SIMは通話料が半額でありながら、大手キャリアと同じ高品質な通話方式(VoLTE / VoLTE HD+)に対応。専用アプリも不要なので操作も簡単です。通話メインの方・シニア世代の方に特におすすめです。
③ 通話定額オプションが充実かつリーズナブル
5分かけ放題・70分無料・完全かけ放題の3段階で選べ、いずれも他社より安い水準です。
④ 縛りなし・解約金なし
最低利用期間も解約金もないため、「とりあえず試してみる」という使い方も気軽にできます。
⑤ 20GB・50GBプランは通話オプションが価格据え置きで付帯
合理的みんなのプランと合理的50GBプランは、通話オプションが別途料金なしで選択できる太っ腹な設計です。
4. 日本通信SIMの5つのデメリット・注意点
① 通信速度が不安定
格安SIM全般に言えることですが、昼の12時台・夕方などのゴールデンタイムは通信速度が遅くなる傾向があります。QRコード決済のアプリが立ち上がらないといったレビューも見られます。
一方、LINEのメッセージや地図アプリ程度なら問題ないことが多く、昼にスマホをあまり使わない・Wi-Fi環境が多い・外で動画やSNSをほぼ見ないという方には気にならないケースも多いようです。
💡 速度が心配な方には povo2.0 との併用がおすすめ
povo2.0はKDDIのプリペイドサービスで通信が安定しているのが特長。基本料金0円から使え、必要なときに小額からギガを追加できます。
iPhoneユーザーへの注意:iPhoneはAPN構成プロファイルを1端末に1つしかインストールできない仕様のため、日本通信SIMと他の格安SIMをデュアルSIMで使うと切り替えのたびにプロファイルの削除・再インストールが必要になります。povo2.0はKDDIの大手キャリアサービスのためAPN構成プロファイルが不要で、iPhoneとの相性が良く併用しやすいです。
② ドコモ回線のみ
日本通信SIMはドコモ回線専用です。メイン回線もドコモ系の場合、ドコモに障害が起きると全滅するリスクがあります。サブ回線として契約する場合は、au系・ソフトバンク系・楽天モバイルなどドコモ以外の回線を選ぶことをおすすめします。
③ 実店舗がない
日本通信SIMはオンライン専用です。一部の対面契約対応店舗はありますが数は非常に限られており、基本的にはネットやアプリから自分で契約・設定できる方向けのサービスです(電話サポートには対応)。
④ 初期の事務手数料が割高に感じる
契約事務手数料は3,300円。格安SIM各社では一般的な金額ですが、月290円という激安プランと比べると相対的に高く感じます。Amazonなどで販売されているスターターパックを利用すると初期費用を多少抑えられます(有効期限に注意)。
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【日本通信SIM】 音声対応:合理的(シンプル290プラン、みんなのプラン、50GBプラン)またはデータ通信専用:(ネットだけプラン)から選んでお申込みいただける新スターターパック NT-ST2-P 新品価格 |
⑤ キャンペーンや特典が少ない
LINEMOや楽天モバイルのような申し込みポイント還元や端末セット割引といった派手なキャンペーンは基本的にありません。「とにかくシンプルに安く」というのが日本通信SIMのスタイルです。
5. こんな人におすすめ・向いていない人
向いている人
| ケース | 理由 |
|---|---|
| 毎月の固定費を少しでも下げたい | 業界最安水準で乗り換えるだけで大幅節約の可能性大 |
| 通話がメインのシニア世代 | VoLTE対応で音質が良く、通話料も安い |
| 仕事の通話用端末として使いたい | 電話中心なら速度問題も気になりにくい |
| データ通信をほとんど使わない | 1GB以下しか使わない月でも一定料金を払い続けているなら節約できる |
| 縛りなしで試したい | 解約金なしで気軽に試せる |
向いていない人
| ケース | 理由 |
|---|---|
| 昼休みに外でよくスマホを使う | 速度低下が気になる可能性が高い |
| 対面でのサポートを受けたい | 実店舗がほぼない |
| メイン回線がドコモ系 | 障害時に全滅するリスクがある |
| キャンペーン・特典を重視する | 他社の方が入会特典が充実している場合が多い |
6. よくある質問(FAQ)
Q. 日本通信SIMはドコモからMNPで乗り換えられますか?
乗り換えられます。MNP(番号ポータビリティ)に対応しており、現在の電話番号をそのまま引き継ぐことができます。ドコモから乗り換える場合もSIMロック解除は不要なケースがほとんどです。
Q. 通信速度はどのくらいですか?
昼(12〜13時)・夕方(17〜19時)の混雑時間帯は速度が低下する場合があります。混雑時以外は動画視聴・SNS・地図アプリなど一般的な用途には十分な速度が出ることが多いです。速度を重視する場合はpovo2.0をサブ回線として組み合わせるのがおすすめです。
Q. iPhoneでも使えますか?
使えます。ただし日本通信SIMとpovo2.0などをデュアルSIM運用する場合、iPhoneはAPN構成プロファイルの制約があるためpovo2.0(APN設定不要)との組み合わせが最も手間がかかりません。
Q. 家族複数人で使いたいのですが、家族割引はありますか?
現時点では家族割引はありません。ただし元々の料金が業界最安水準のため、家族全員が個別に契約しても他社の家族割引適用後の料金より安くなるケースが多いです。
Q. 合理的みんなのプランの通話オプションは5分かけ放題と70分無料のどちらがお得ですか?
1回の通話時間が5分以内が多い方は「5分かけ放題」、1回の通話時間が長い(5分を超えることが多い)方は「月70分無料」が向いています。通話頻度・時間のパターンで選びましょう。1ヶ月あたり70分を超えて通話する方は「完全かけ放題(1,600円)」も選択肢です。
7. 我が家の使用状況
実際の我が家の使用状況について説明します。私たちはキャリアはすべて日本通信SIMに乗り換えており、それぞれ使用状況に応じてプランを設定しています。
以下見ていただければわかるとおもいますが、使用状況に合わせてプランを選択することで大幅に電話料金を抑えることができます。
私の通信料金
私が使用しているスマホの4月分の通信料金明細です。毎月10GB~20GBほどの利用なので「合理的みんなのプラン」を選択しています。
通話料金が少しかかることもありますが、おおむね1,500円で収まっています。

妻の通信料金
妻が使用しているスマホの4月分の通信料金明細です。毎月~3GBほどの利用ですので「合理的シンプル290プラン」を選択して、最大通信を3GBまでに設定しています。4月は1GBで収まっているため追加課金は発生していない状態です。
このように、使用上限を設定したうえで、使用しない分は請求外になる便利さがあります。
また、「シンプル290プラン」は通話オプションは有料ですので「70分無料通話オプション」を設定していますが、これでも700円に収まっています。

娘の通信料金
娘が使用しているスマホの4月分の通信料金明細です。こちらは一番悩ましい通信量となっており、ぎりぎり「合理的みんなのプラン」を選択するのが安価な位置にいます。
電話としては全く使用していないため1,400円に収まっています。

8. まとめ
月290円という料金は本当に破格で、うまく活用できればスマホ代をかなり節約できます。
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| 料金の安さ | ★★★★★(業界最安水準) |
| 通話品質(VoLTE対応) | ★★★★★(大手キャリアと同等) |
| 昼・夕方の通信速度 | ★★☆☆☆(格安SIMの宿命) |
| プランのシンプルさ | ★★★★☆(選択肢が少なくわかりやすい) |
| キャンペーン・特典 | ★★☆☆☆(最小限) |
一方で通信速度の不安定さ・ドコモ回線限定・実店舗なしといったデメリットも存在します。本記事で紹介したデメリットを理解した上で、自分の使い方に合っているかを判断してみてください。縛りも解約金もないので、まずは試してみるというアプローチも十分ありです。
⚠️ 免責事項
紹介している内容は執筆時点の情報です。料金・プラン内容は予告なく変更される場合があります。実際に契約される際は、最新の公式情報を必ずご確認の上、自己責任でお申し込みください。
参考になればうれしいです。またお会いしましょう!




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