【2026年4月第2週】経済・金融ニュースまとめ(週次)

経済・金融

※対象期間:2026年4月5日(日)~4月11日(土)



今週の総括

今週(4/5~4/11)は、日経平均が週間で約3,800円高・上昇率7%超という大幅な反発を記録した1週間でした。ファーストリテイリングの業績上方修正が市場の追い風となったほか、半導体関連株も軒並み急騰。一方、米国では3月のCPI(消費者物価指数)が4年ぶりの大幅上昇となり、インフレ再燃への警戒感が高まりました。ドル/円は中東の停戦合意・破綻の繰り返しで160円突破→急反落と激しく乱高下し、週末は159円台で着地しました。


トピック①:日経平均が週間3,800円高の急騰 ユニクロ決算上方修正が市場を牽引

今週の東京株式市場は大きく切り返す展開となりました。週間の日経平均上昇幅は約3,800円(+7.15%)と、昨年10月以来の急伸ぶりです。特に注目を集めたのがファーストリテイリング(ユニクロ)の決算発表で、4月9日に2026年8月通期の営業利益見通しを6,500億円から7,000億円へ上方修正。翌4月10日の株価は1日で約12%も急騰し、1銘柄だけで日経平均を約650円押し上げる原動力となりました。

アドバンテストや東京エレクトロンなどAI・半導体関連の値がさ株も14~17%の急騰を演じ、日経平均を力強く押し上げました。テクニカル面でも50日移動平均線を上方ブレイクし、週末の先物(夜間)は57,490円台まで上昇しています。「地政学リスクで乱高下しながらも底堅い」という相場の雰囲気が強まった1週間でした。

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トピック②:米3月CPI、ガソリン急騰で前月比+0.9% 4年ぶりの大幅上昇

4月10日(金)に発表された米国の2026年3月CPI(消費者物価指数)は、前年同月比+3.3%という結果でした。市場予想(+3.4%)をわずかに下回ったものの、前月比では+0.9%と2022年6月以来約4年ぶりの大幅上昇となり、市場に衝撃を与えました。コアCPI(前年比)は+2.6%、前月比+0.2%でした。

上昇の主役はエネルギー。ガソリンが前年比+21.2%、エネルギー全体では+10.9%の上昇となっています。イラン情勢の悪化による原油高騰が物価に直撃した形です。住宅費も引き続き上昇傾向にあり、FRB(米連邦準備制度理事会)の早期利下げ期待は一段と後退しました。インフレが再び3%台に乗ってきたことで、年内の利下げシナリオは大幅に見直しを迫られています。

参考:



トピック③:ドル/円が160円突破から急反落 米イラン「2週間停戦合意」が市場を揺さぶる

今週のドル/円相場は激しく乱高下しました。週初はイランに対するトランプ大統領の強硬発言で「有事のドル買い」が強まり、4月7日(火)には一時160.03円まで上昇。約1年ぶりの160円台回復となりました。しかし4月8日(水)、パキスタンの仲介によって米国・イランが「2週間の暫定停戦」に合意したとの報道が流れると、リスクオフが急速に巻き戻され、ドル/円は一時157.89円まで急落しました。

その後は停戦合意の脆弱さが意識され、週末にかけて原油が反発。ドル/円も再び159円台に戻して週を終えました。「1日で2円以上動く」という超高ボラティリティの展開で、為替の先読みの難しさを改めて感じさせる週でした。4月13日以降は植田日銀総裁の発言や米PPIの発表が控えており、引き続き目が離せない状況です。

参考:


週間マーケットサマリー(4/5~4/11)

指標週初(4/7)週末(4/10)増減
日経平均株価53,413円57,213円(概算)+約3,800円
ドル/円159円台前半159円台一時160円台も往来

※市場データは各種報道・公開情報をもとに作成。数値は目安であり、正確な値は各金融情報サイトでご確認ください。


免責事項

本記事は情報提供を目的としたものであり、投資・運用を推奨するものではありません。投資に関する最終的な判断はご自身でお願いいたします。


れもん丸の感想

こんにちは、れもん丸です。

今週は日経平均が週間で3,800円も上がったんですよ。先週のイラン騒動で急落した後の大反発という感じで、相場って本当に読めないですよね~(笑)。月曜に「うわっ、また下がるか」と思ったら週末には57,000円台の先物水準。一喜一憂せず淡々と続けていた人は、先週の急落もそのまま持ちこたえて今週の反発を享受できたわけで……「やらかして焦って売らなくて本当によかった」という感じです。

ユニクロ(ファーストリテイリング)の決算が良かったのも大きかったですね。1銘柄だけで日経平均を650円押し上げるって、改めて指数への影響力の大きさを感じます。ユニクロを「世界に誇れる日本の会社」と言う人がいますが、実際その通りだなと。

米国のCPIはガソリン急騰で4年ぶりの大幅上昇、FRBの利下げは遠のきそうですね。エネルギー代が家計を直撃するのは日本も同じで、ガソリンスタンドでひっそり悲しむやらかしサラリーマンの図……がまさに今の私です。

ドル/円の160円→158円→159円という乱高下は「為替なんて誰にも読めない」を体現した1週間でした。為替の短期売買は本当に難しいと感じます。長期積立・インデックス投資の大切さをしみじみ感じた週でもありました。

参考になればうれしいです。またお会いしましょう!

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